外耳道真菌症(がいじどうしんきんしょう)
外耳道真菌性は、治りにくいので地道な治療が必要です。
気温や湿度の高さが影響するためか、夏から秋に多くみられる印象です。
外耳道炎の悪化により、湿った堆積物に真菌(カビ)が繁殖することで発症します。
原因となる真菌は、カンジタやアスペルギルスという種類です。
治療方法
- こまめに通院してもらい、真菌塊を清掃・除去し、抗真菌剤のクリームを塗布する場合があります。
- 自宅では、一日1~2回、抗真菌剤の点耳薬やローションを使用します。
- 抗真菌剤の点耳薬・ローションには、使用上の注意事項があります。医師や薬剤師の指示に従ってください。
真菌症では、強い痒み、時に痛みや難聴が伴います。綿棒などで掻いたり、自分で耳掃除をしないようにしましょう。